墨モルタル/モルタル造形
墨モルタルとは?
コンクリートの材料となるモルタルに、現場調合で墨を混ぜ調色したモルタルのこと。
店舗や住宅のアプローチ等で小面積の部分にアクセントとして採用されることが多いです。
今回は新規にオープンしたチーズのトリコ大阪店を事例として取り上げます。
墨入りに限らずモルタルは石やガラス、貝殻なんかを埋め込み、手形等の型をつけたりすることが出来
て、遊び心がくすぐられる材料だと思います。そのうえ、墨色の黒いモルタルは見た目にも様々な表情
を出し、味のある材料です。
墨モルタルは魅力的な素材ではありますが、元がモルタルですので気温等によって乾くスピードが異な
る上、墨を現場で調合するため、品質の安定を求めると難しい材料になります。
墨モルタル注意点
墨モルタル施工での大きな注意点は2点
クラックと白華です
クラックはひび割れのことで、条件は色々あるようですがひび割れが出てくることがあります
そして(エフロレッセンス)
《モルタルの中に含まれる水酸化カルシウムが水へ溶けだし、空気中のCo2と反応し炭酸カルシウムなる現象のこと》とのことです
街を歩いているとタイルや建物のレンガが白くなっているのを見かけますが、それが白華だったんです
墨モルタル仕上げする場合だと、黒くしたいのに白くなるというのは反対の事象なので、クラック以上に注意しておく必要があります
モルタル造形とは?
モルタル造形(デザインコンクリート)とは、建物の塀や壁などに左官コテを使ってモルタルを塗り、
それが乾くまでに木や石やレンガの形に彫刻、エイジング塗装を施すことによってテーマパーク等にあるような建物を再現する技術のこと。
モルタルというのは、砂と水とセメントを混ぜたもので、これを使い既製品では表現することのできないものを作ります。
日本では全国のテーマパークや動物園などの公共施設、都市部の店舗デザインにも採用されており、今日では一般家庭の外壁にもモルタル造形が施されることがあり、モルタル造形をDIYする方も増えてきているそうです。
弊社施工事例↓↓
Before
After
まとめ
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