ドライテック浸透性コンクリート施工について
ドライテック浸透性コンクリートとは?
ドライテック浸透性コンクリートとは、透水性コンクリートのことです。
透水性とは水を通すという意味であり、ドライテックを使用することで
排水・雨水等を通し地中へ浸透させることができるのです。
ひとつひとつの材料が点と点で結びつき隙間ができ、その隙間が水の通り道となっているのです。
一般的な土間コンクリートとの大きな違いがこの「透水性」です。
ドライテックのメリット
1,充分な強度
一般的な土間コンクリートが18〜21Nに対し、ドライテックは27Nと高い強度を持っており、充分な強度を持っているため、通常のコンクリートの代替としても利用が可能です。
2,表面温度が上がりにくい
アスファルトと違い、表面温度が上がりにくい特徴あり、自宅の周りに施工をしても、暑さを感じるということは少なく、夏場でも裸足で歩くことも可能です。
3,勾配を付ける必要がない
一般的な土間コンクリートと違い排水のための勾配が不要。
4,好みの見た目にできる
白いアスファルトといった見た目のドライテックですが、お好みの色に塗装が可能。自宅とコーディネートすることも可能です。
5,コストダウンが可能
ドライテックがお手頃なわけではないので大幅なコストダウンは狙えないですが、通常の一般的な土間コンクリートを施工する際、ひび割れ防止や補強のために必要なメッシュ筋が不要。また表面を滑らかにするため、金ゴテで仕上げる必要も無く、その分のコストダウンが可能です。※会社によって異なります
6,雑草の育成を抑えることが可能
使用することで雑草の育成を抑えることができ、庭に使用することでメンテナンスの手間が掛からず、砂利等を敷く代わりに使用することが可能です。
ドライテックのデメリット
1,経年劣化が未知数
公共工事でよく使われてきましたが、ドライテックが登場したのは約15年ほど前になります。経年変化について判断を下すのに、充分な時間がたったとは言えず、ドライテックの成分はアスファルトと違い無機物のため、経年劣化は起こりにくいとされているが、少しの不安が残ります。
2,施工してくれる業者が少ない
お庭のリフォームでドライテックを使用しようと思っても、施工実績のある業者を探すのが困難かもしれません。公共工事などでの使用は一般的になりましたが、個人宅での利用はまだまだ少なく、コンクリートでは必要だったいくつかの工程を省くことが可能なうえ、施工自体はそれほど難しくないとされていますが、施工実績がない業者に任せるのは難しいでしょう。
3,平らに仕上げるのは難しい
ドライテックは、砂利のような小石を敷き詰めていくので、表面はでこぼこしています。真っすぐ平らな仕上がりにはならないので、綺麗なコンクリートと比べると見劣ってしまうかも、、、子供が転んだりしてしまうと危険なので注意も必要。
施工手順は?
1,鋤取り(すきとり)
ドライテックを流し込むためには、約20cmの深さが必要で。下地分10cm+ドライテック10cmの厚み分。そのために地面を掘り下げる作業を、鋤取り(すきとり)と言います。
2,残土処分
鋤取り(すきとり)作業で掘った残土はどこかに放置したり、勝手に廃棄すれb不法投棄となってしまいます、ですので残土処分の受け入れ業者へ運搬し処分してもらいます。
3,路盤調整工事
鋤取りしたら、砕石を敷いて下地を作り、その上にドライテックを流し込むので水平に仕上げないといけません。転圧機を使って水平に固めていきます。
4,型枠工事
鋤取り→路盤調整が完了後、ドライテックを流し込むための型枠を作っていきます。木枠または縁石を設置して周りを固めていきます。
5,ドライテック工事
ドライテックを流し込み、運搬やならす作業は、ドライテックが固まってしまわないように手際良く行わなければならないので、2〜4人くらいの作業人数は必要になります。
均していったら、プレート(転圧機)、タンパー(転圧棒)で固める。
プレートを使う場合は、固まる前のドライテックがくっついてしまわないようにベニヤ板を敷いて転圧します。プレートで全体を固めていき、端や角をタンパーで綺麗に固めます。
ドライテック工事に関しては↓↓
和泉市を中心に泉大津市・高石市・岸和田市・堺市・大阪市で活動中。
株式会社長尾工房
〒594-0065 ⼤阪府和泉市観⾳寺町600-1
代表:⻑尾 政勝
TEL:0725-58-7434
FAX:0725-58-7435
https://www.nagao-koubou.com/about_us/